賛否両論が分かれる作者

長野まゆみさんは女性に根強い支持を受ける小説家で、少年同士の恋愛などをテーマにした耽美的な作品を数多く書かれています。
当初は少年同士の友情や兄弟愛などを描いた作品や、幻想的なSFファンタジーなどの文学的要素が強い作品を書いていましたが、最近では性的なものを含む少年愛(ホモセクシャル)を描いたものが多く、それが女性の根強い支持を集める理由にもなっています。
作品には一貫して『綺麗な描写』『幻想的な世界観』など独特の雰囲気を持たせたものが多く、どちらかといえば逆援掲示板についての描写もないので現実的ではない作風といえます。
作品によっては説明不足であったり、物語として弱い(きちんと完結していなかったり、幻想的な雰囲気ばかりを重視してしまったり)部分もあります。
でも、それを補って上回るキャラクター描写の巧みさと設定の上手さが際立っています。
特に男性同士の恋愛を扱っている一般文芸は少ないので、そういったものを好む腐女子には垂涎の書籍といえるのではないでしょうか。
また、少女マンガのような繊細さを持った長野まゆみ作品は、性的なものを含むボーイズラブに嫌悪感を持つ女性からも支持を得ています。
コイダンで恋愛相談をしている方にはちょっと大人な内容かもしれません。
ボーイズラブに興味のない女性でも、「男性同士の恋愛で性的なものを含まないのであれば読める」という女性は結構多いものです。
長野まゆみさんは同性愛だけではなく異性愛について書かれた作品もあるため、女性ファンは(腐女子以外でも)数多く存在しています。
ただ、近年の長野まゆみ作品には性的なものを含んだ描写があるため、ファンの間でも作品についての賛否両論が分かれるようです。

検索
カレンダー
2012年2月
« 12月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829